今日の格言は
28日 無用の力を省き需用に応ず (むようのちからをはぶきじゅようにおうず)
私たちは、日常生活において、多くの無駄なことを行なっています。たとえば、すぐには必要のないものでも衝動的に買ったり、やらなければならないことがあっても娯楽に時間を費やしたりして後悔することがあります。また今日、国家や地方自治体などの組織の改善や効率化が強く叫ばれているのは、各所に無駄が多いことを示しています。
何が有用であり、何が無駄であるかは、人によって違いがあります。最高道徳では、人心の開発救済に役立つかどうかを基準として有用と無用を判断し、無駄に使われているお金や労力や時間をできるだけ生産的、建設的に用いていくのです。最高道徳では、どこまでも人を愛し、育てることを第一とします。そして、つねに全体の秩序や調和、発展を考えて、自分の時間や精神的、肉体的労力を、他の人々や社会のために積極的に活用するのです。
今日も一日頑張りましょう。